山本 将裕氏(株式会社RePlayce)
Q.出向起業の事業期間中にて行う事業内容(事業概要)を教えてください。
中高校生向けキャリア探究サービス「はたらく部」をNTTドコモからスピンアウトし、2024年4月にスタートアップとして創業しました。
「若い世代の探究心に火をつけ、誰もがわくわくする未来を創ること」をミッションに、子どもたちの自己実現、今後の日本社会を支える人材育成の事業に取り組んでいきたいと考えています。
株式会社RePlayceとしては、探究を中心とした教材開発や社会人講師の派遣、オンラインスクール事業の運営を行なっていきますが、出向起業の事業期間においては、バーチャル空間を活用した通信制高校サポート校を立ち上げ、事業を拡大していくための検証を行なっていく予定です。
Q.今回、出向起業制度の活用(MBO型起業枠への応募)に至った経緯を教えてください。
大企業発スタートアップ、社内起業として成功を目指していくにあたり、大きなサポートを得られるのではと考え、出向起業制度の活用に向けて動きました。
MBO完了に向けて手続きを進める中、社内起業としての期限が設定されていましたので、VCからの資金調達だけでなく、所属元企業となるNTTドコモからの調達についても、同時並行で進める必要がありました。限られた時間の中での関係各所との調整、リードVC探しには苦労しましたね。
Q.今後の事業展開、直近でまず実現したいこと、その先に実現した目標やビジョンがあれば教えてください。
教育事業で上場目指して走り切ります。探究的な学び、受験のパラダイムシフトが起こる中で新たな学びのプラットフォームになるべく事業展開していきます。
Q.今後の意気込みをお聞かせください。
日本の教育業界の課題として、日本の「学力」は世界でもTOPクラスと言われる一方、OECDの最新の教育ランキングによると、自分で考えて自分で学習する能力を示す「自律性」は34カ国中、最下位でした。
我々は、探究型学習、課題解決型学習(PBL:Project Based Learning)を中心としたカリキュラムを取り入れ、幅広いキャリアを目指せるように高卒資格も得られる通信制高校・サポート校の立ち上げを通じて、教育のアップデートを図っていきたいと考えてます。
学力も自律性も世界TOPになれば、日本は必ず復興できると思っていますので、教育から日本のイノベーションをおこしていきます。
「バーチャル空間を活用した通信制高校・サポート校事業」について
株式会社RePlayceでは、探究を中心とした教材開発や社会人講師の派遣、オンラインスクール事業の運営を行なっています。
出向起業の事業期間においては、探究型学習、課題解決型学習(PBL)を中心に高卒資格も得られるバーチャル空間を活用した通信制高校・サポート校『HR高等学院』を立ち上げ、事業拡大に向けた検証を進めるとともに、事業を通じて日本の教育のアップデートを目指します。
山本 将裕氏
代表取締役CEO
自己紹介/略歴:
2010年にNTT東日本に入社。 2016年経産省のイノベーター育成プログラム「始動」2期生。 フリーランスを経て2020年にNTTドコモに参画し、企業内大学ドコモアカデミーの立ち上げ、 社内起業家育成とはたらく部の事業立ち上げをし、2024年4月にスピンアウトしスタートアップを起業。
会社概要
所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F-C |
WEBサイト | https://replayce.co.jp/ |
問合せ | contact@replayce.co.jp |